今朝、ヤクルトのバーネットの記事を書いたばかりのところに、対照的なイ・デホのニュースも飛び込んできた。
他球団から金の力で取って来た選手を、さらに金の力に物を言わせて引き止めようとするのはいかがなものなのか?
これでは選手が1球団に偏りプロ野球にますます夢がなくなってしまう。
メジャー挑戦を優先したイ・デホのチャレンジ精神がせめてもの救いだった。
一昨日の天皇賞、レースを何日も待ちかね、大ファンのエイシンヒカリの大逃げに期待し、手に汗を握ってレースを観戦した。
ところがスローペースで十分ハナに立てるのに、逃げ馬でもないクラレントの番手に控えてしまい、見せ場もないまま9着惨敗。
逃げてこその馬なのは戦績からも明らかで、逃げての負けなら全然納得が行くが、こんな不完全燃焼の結末は想定外だった。
名手武騎手の名誉のためにも考えたくはないが、スキャンダルの影響かとふと思ってしまう不可解な騎乗だった。
ヤクルトが、41セーブを上げて優勝に貢献したバーネットを放出するようだ。
本人のメジャー挑戦の希望を入れ、外国人には異例のポスティングシステムで、それもわずか6000万円の譲渡金で。
日本シリーズの相手、金満球団ソフトバンクなら、3億出しても取りに行くのでは。
スポーツは金じゃないと信じたい1ファンとして、その潔さに何となく心暖まるニュースだった。